DTP屋あかつき@おばなの稼業録。
  Adobe Bridge の記事一覧
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CS5からBridgeでInDesignドキュメントのリンクファイルを一覧表示できるようになっていました。

残念ながらBridgeCS5&InDesignCS5のドキュメント(とIDMLファイル)限定ですが、この機能を使えば「パッケージ」でリンクファイルを収集しなくてもリンクファイルをまとめて操作できるため、色々と重宝しそうです。
ということで表示の方法をご紹介。

100826-1.jpg

例によって(笑)、ナルの画像でサンプルドキュメントを用意しました。これをBridgeCS5で見てみます。


100826-3.jpg

ドキュメントアイコンの右上にマークが表示されています。


100826-4.jpg

ドキュメントを選択して右クリック、「リンクされたファイルを表示」を選択します。


100826-5.jpg

するとリンクしているファイルの一覧が表示されます。
表示されているファイルは他のファイル同様、任意のディレクトリにコピーしたりファイルをバッチで処理したりできます。


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  【Adobe Bridge】OS9のカスタムアイコンを一括削除する  2010.08.16.Mon / 15:13 

先日OS9時代の作業データを引っぱり出したんですが、当時は恥ずかしいことにカスタムアイコンをつけていました。で、このまま作業をしていたら、イロイロ悪さをし始めたので削除するコトにしました。

数が少なければ「情報を見る」から手動でカスタムアイコンを削除するんですが、数が多かったのでBridgeを使って一括削除しました。
というこで、その手順をご紹介。

100816-1.jpg

懐かしのアイコンの数々(笑)。
ってそろそろ「見たこと無い」という方もいる、かな?

100816-2b.jpg

Bridgeで見るとこんな感じ。粗れた表示が泣けます懐かしい。
まず始めにBridgeの表示オプションを変更します。メニューバーの「表示」→「隠しファイルを表示」にチェックを入れます。

100816-3.jpg

この状態でBridgeの検索で「icon」ファイルを検索します。

100816-4.jpg

すると検索結果に「icon」ファイルが表示されます。

100816-5b.jpg

任意のiconファイルを選択するとBridgeウィンドウ下部にディレクトリが表示される(赤枠部分)ので、削除したいアイコンかどうかを確認します。
ここでは試しにPhotoshopとIllustratorフォルダのカスタムアイコンを削除してみます(選択してDeleteキー)。

100816-6.jpg

結果、このようにPhotoshopとIllustratorフォルダのカスタムアイコンが削除されました。
コンソロールを使ったりするとスマートに削除できるかもしれませんが、Bridgeを使うのは「愛」一連の作業が一つのアプリで完結できるからです(笑

※「隠しファイルを表示」のチェックはメニューバーの「ウィンドウ」→「ワークスペース」の「ワークスペースをリセット」を選択すれば元に戻ります。



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InDesignの環境設定をリセットする場合は「command+option+shift+controlを押しながら起動」する、というのはInDesignの勉強部屋で以前から紹介されています。
この方法はIllustratorでも有効な方法ですが、Bridgeの場合はキーが異なっていて「optionを押しながら起動」だったりします。

100815-1.jpg

たまたま「何か」がキーを押して気がついた、のはヒミツw

で、この設定リセットなんですがリセット項目を個別に指定できるのが非常に便利だったりします。
特に「すべてのサムネールのキャッシュをクリア」の項目。

100815-2.jpg

今まではイチイチ「環境設定→キャッシュ」にある設定項目から削除していましたが、これならBridgeを再起動してやるだけでキャッシュを削除できます。


捕捉)
「標準のワークスペースをリセット」を選択すると各パネル類の配置が「標準」ワークスペースにリセットされます。このときカスタマイズして保存したワークスペースはそのまま残されます。
が、この場合は「標準のワークスペースリセット」と表記すべきなような…
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  【Adobe Bridge】サブフォルダー内の項目を表示  2010.05.22.Sat / 14:20 
Adobe Bridgeをイジっていたら面白い機能を見つけたのでご紹介。

メニューバー「表示」→「サブフォルダー内の項目を表示」を選ぶと、
100522-2.jpg

表示しているフォルダー内のサブフォルダーにある画像が
100522-3.jpg

このようにすべて表示されます。
100522-4.jpg

この表示のOn/Offは、メニューバーから選ばずともウィンドウ内のディレクトリ表示部(パスバー)の
100522-5.jpg
「>」をクリックすると表示するかどうかを選択出来ます。

サブフォルダー内の画像の表示をOFFにしたい場合は、
100522-6.jpg
パスバーの「×」をクリックすれば非表示になります。

同じファイル名の画像が存在する場合は、
100522-8.jpg
このように何のアラートも出ずに表示されます。

各画像がどのフォルダに格納されているかは、
100522-7.jpg
ウィンドウ下部の「ファイルの場所」を参照して確認できます。

なお、「サブフォルダー内の項目を表示」を選択している場合は、レビューモードやスライドショーモードでも同じようにサブフォルダー内の項目が全て表示されます。

一見、用途がなさそうなこの機能ですが、本サンプルのように編集の都合でフォルダ分けされてしまった画像を一括表示させたい場合には非常に有効な機能だと思います。

この機能はCS5から搭載…されたワケではなく、CS4から搭載されています。
CS5のBridgeをイジっていて偶然見つけたワケではありまs(以下略
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  【Adobe Bridge】Illustratorドキュメントの内部情報を覗く  2010.03.04.Thu / 17:36 
Adobe Bridgeの「ファイル情報」メニューからIllustratorドキュメントの内部情報を覗く方法のご紹介。
1月のDTP Booster 010で紹介したものです。「後日まとめたものをアップします」と言っておきながらすっかり忘れてました。ゴメンナサイ。

ファイル情報を覗くには、Adobe Bridgeの「ファイル」メニュー→「ファイル情報」→「詳細」タブを選択します(Bridgeのコンテンツウィンドウからドキュメントを選択して右クリックでも可)。

100304-1.jpg
このウィンドウから各情報にアクセスできます。

これは、ドキュメント内に記述されているXMPのメタデータを覗くことで詳細情報を閲覧しています。
メタデータには、使用フォント・配置画像などの情報が含まれており、Adobe Bridgeを使ってアクセスすることができます。

メタデータそのままなので記述されている箇所が分かりにくいですが、各項目は
▪使用フォント
 XMPページ化テキストプロパティ/xmpTPg:Fonts
▪ドキュメントサイズ
 XMPページ化テキストプロパティ/xmpTPg:MaxPageSize
▪カラーモード(+特色名)
 XMPページ化テキストプロパティ/xmpTPg:SwatchGroups
▪保存履歴
 XMPメディア管理プロパティ/xmpMM:History
▪配置画像
 XMPメディア管理プロパティ/xmpMM:Manifest
▪保存バージョン
 XMP基本プロパティ/xmp:CreatorTool
に記述されています。

一部項目(フォント情報など)は複数の項目を入れ子にして記述されています。この場合、というフォルダアイコンをクリックしてください。

なお、本サンプルはCS4のものです。CS3/2の場合は、
100304-2.jpg
このウィンドウから各情報にアクセスします。一部の情報は上記の箇所とは異なる場所に記述されています。
また、ドキュメントの情報もCS3/2のIllustratorドキュメントの場合、一部制限されます。特にCS2の場合は残念ながらほとんど表示されません。
▽Open more.
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  【Adobe Bridge】一部サービスがいつのまにか終了…  2009.06.25.Thu / 15:42 
毎度のコトですが、サブウィンドウに常時Adobe Bridgeのウィンドウが広がっているんで、Bridge に搭載されているRSSリーダーの機能を使ってみようと思った(参考:URL)んですが、

090625-2.jpg

サービスが終わってました。
最初、「サーバーが落ちてる?」とか思ったんですが、CS3のBridgeで納得。

090625-1.jpg

旧いアプリケーションの方が親切、というのがいかにもAdobe流っぽい……

っていうかこの件、リリース流れてましたかねぇ?
>WebやAdobeのサポートを検索しても引っかからないんですよ
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  【Adobe Bridge】こんな使い方してます  2008.05.23.Fri / 19:24 
Bridge・Version Cueって全ユーザの何割くらい使っているのかしらん(実験る~む)より、
個人的には「まったく活用されていない可能性がめちゃくちゃ高い」と思ってますが。

Version Cueはoffにしてますが、Bridgeは個人的に絶賛活用中です。

もし活用できているような方がおられるのであれば、本コメント欄でもそれ以外でも構いませんので、ぜひぜひ主張してみてください。参考にさせていただきます。

とのことなので、自分の使い方と個人的Tipsをご紹介します。

基本的には画像の管理とリネーム、取捨選択に使ってます。大量の画像をPhotoshopでイチイチ開いている方が多いですが、サムネールを一括表示できるBridgeは非常に重宝するソフトだと思います。

1.画面表示はカスタマイズしましょう
080523-1.jpg
上は初期設定のキャプチャですが、サムネールは小さいし、余計な情報表示も多いのでカスタマイズしましょう。カスタマイズした設定はメニューバーの「ウィンドウ」→「ワークスペース」→「ワークスペースを保存」で複数保存しておけるので好みの設定を使い分けると便利かと思います。

2.カスタマイズしたワークスペースの例
080523-2.jpg
これは自分が基本設定としているワークスペース。サムネールをできるだけ大きく表示させ、サイズ確認用にメタデータを表示させています。
デザイン作業をする際、支給された画像がサムネール用だったりする場合もあるので、サイズ表示を常時表示させるようにしています。

080523-3.jpg
こちらは画像選択用。カメラマンが撮影した画像をすべて支給して「適当に選んで使ってください」と○○な指示をしてくる場合、このワークスペースで画像を確認&取捨選択しています。

さらに細部まで確認したい場合は、
080523-4.jpg
こんな感じのワークスペースで細部まで確認します。ここまで大きくして確認すれば、ボケやブレがある画像をハネることができるのではないかと。
また、マルチモニターで作業している場合、複数のウィンドウ(ワークスペース)を開くことができるので、一方は大量のサムネールを表示させ、もう一方のモニターでは大きなサムネールを表示させると効率的に作業が行えます。

なお、不要な画像はcommand+delete、もしくはコンテクストメニューの「ゴミ箱に移動」で削除できます。

3.ファイル名を一括変更できる
080523-6.jpg
ファイル名を変更したい画像を選択して、メニューバーの「ツール」→「ファイル名をバッチで変更」、もしくはcommand+shift+Rを選ぶとファイル名を一括変更できます。
デジカメの画像の場合、カメラによって任意のファイル名が付与されていますが、何かと分かりづらいので「ページ数+任意の番号」などに変更しておくと後の作業が効率的に行えるかと。

この機能、CS2のBridgeとCS3のBridgeで微妙に動作が異なっています。CS2の場合は「通し番号」が前回指定した任意の番号から始められますが、CS3では前回付与した番号の次の番号がデフォルトで指定されます。使い始めはCS3の動作が疎ましかったのですが、複数フォルダ内の画像に連番を振りたい場合などは便利に感じられます。

4.Camera RAWで補正できる
080523-5.jpg
CS3のBridgeではRGBのTiff・JPEG画像もCamera RAWで画像の補整ができるようになりました(CMYK画像の場合はRGBに変換されます)。複数の画像を選択して一括補正もできるので時間がない場合などはかなり重宝しています。
※この機能はInDesignの勉強部屋のYUJIさんに教えていただきました。

ただしCamera RAWで補正を行うと解像度が240dpiに変更され、パスが全て削除されます。そのため、キリヌキ用のクリッピングパスを含む画像などに対してはCamera RAWを使わない方がよいかと思われます。

5.サムネール機能を活用する
080523-7.jpg
Bridgeのサムネール機能は結構強力で、Adobe系のソフトであればファイルのサムネールを生成してくれます。
なので上記の様にサムネールを表示させてページの使用色の確認をしたりすることもできます。例では2色のコーナーカラーを交互に使用していますが、使用色が多い場合などはさらに有用なのではないでしょうか?

6.Photoshopのバッチを適用できる
080523-8.jpg
メニューバーの「ツール」→「Photoshop」→「バッチ」で選択している画像に対してバッチを行うことができます。画像の取捨選択・処理後、Photoshopでバッチ処理を行う場合、いちいちPhotoshopに移動しなくて良いので、便利です。

と、Bridgeは補助アプリとして活用できる場面が多々あると思いますので、一度も使ったことがない方は一度使ってみてはいかがでしょうか?
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  【Adobe Bridge】キャッシュファイル  2006.08.12.Sat / 00:28 
Adobe CS2シリーズから附属するようになった「Bridge」。
一部で「動作が重い」とか言われてますが、使ってみると結構重宝します。
#G5で使っているとそんなに重さを感じません。
Bridgeを使うまではPhotoshop7の「ファイルブラウザー」を使ってましたが、Bridgeだとサムネール表示をした時に表示サイズを自由に変更できるのが便利です。

で、支給された画像をチェックする時から個人的に撮影した画像の整理まで、色々な用途に使っていたのですが、ふと「キャッシュ」のことが気になってチェックしてみました。
「キャッシュ」には「一度表示したフォルダのサムネール、メタデータ、およびファイル情報」が保存されているのですが、案の定(?)、スゴいコトになってました。

060811-01.jpg

左がキャッシュをクリアする前、右がキャッシュをクリアした後
Bridgeをよく使う方はもっとすごいコトになっているんじゃないでしょうか?
キャッシュをクリアするかどうかは使用状況によって異なると思いますが、結構ディスク容量を喰っているコトは覚えておいた方がよろしいかと。

Bridgeのキャッシュファイルは/Users/UserName/Library/Application Support/Adobe/Bridge にあります。なお、このディレクトリにキャッシュが保存されるのは、下記のように環境設定でキャッシュを集中管理している場合です。
060811-02.jpg

▽Open more.
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■Profile

尾花 暁(あかつき)

  • Author:尾花 暁(あかつき)
  • 書籍や雑誌などのエディトリアルデザイン・DTPをメインに、職業訓練校などでDTP・製版に関する講義やセミナーも担当。 近著は『+DESIGNING』(マイナビ出版)VOLUME.45「比べてみればよくわかる! ○なデザイン、×なデザイン」(共著)ほか、同誌の特集や連載記事など。1級製版技能士。

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