DTP屋あかつき@おばなの稼業録。
  【セミナー聴講録】DTP Booster 009  2009.12.20.Sun / 19:35 
DTP Booster 009(Tokyo/091208)に行ってきました。

今回は「決定版!PDF出力の手引き─データ制作からのアプローチ─」と題し、大日本スクリーンの松久さんがスピーカーをつとめられました。
「印刷できるPDFとは、トラブルが無く意図したデザインで出力できること」というこで、データ製作時に気を付けるポイントを具体的にわかりやすく解説していただきました。
「データ製作時の注意点」というと約束事の羅列に終始した退屈なセッションであることが多いのですが、松久さんのセッションは絞り込まれた(=よく起こりうる)問題にフォーカスし、その原因と対処方法を明確に解説されていたので、時間が経つのが短く感じられました。

特に一番印象に残ったのは「製版指示もデザインの一部」という冒頭の一文でした。PDF入稿の如何に関わらず、「意図した出力結果を得られない(出力結果が安定しない)」データを後工程に引き渡す(入稿する)ということは印刷物に対する責任を放棄しているのと同じ、という当たり前のコトを単純明快に示した名言だと思いました。

ただ、「聞けば聞くほどPDF運用に疑問を持たざるを得ない。技術を持たない者相手(もしくは同士)では、不具合(問題)の押しつけあいになりそうだなぁ」(当日のつぶやきより)との感想も抱きました。

というのは、PDF入稿って「使い手を選ぶ」道具なんじゃないかと思うんです。
使いこなすためには、各工程にそれ相応のバックボーン(技術・知識・設備)が求められ、下手な使い方すればケガ(印刷事故・高コスト化)をしかねない…そんなイメージ。「入稿先にフォントやアプリケーションが無いなら、PDF入稿で…」とか「製作側に完全データ入稿を求めやすいからPDF入稿で…」ではケガするぜ!と。

かく言う自分自身、前エントリのように「出力機によって出力結果に違いは生じないのか不安」、「印刷会社ごとにPDFの作成方法が異なるとイロイロ面倒」との問題を抱えるのはPDF入稿に完全には対応できていない(特にコスト的な部分)ことの現れなので、さらに精進していきたいと思いました。
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尾花 暁(あかつき)

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