DTP屋あかつき@おばなの稼業録。
文字研究会のワークショップ「文字─言語生活のなかの文字─/第1回研究会」に参加しました。

昨年の第15回 DTPの勉強部屋のプチセッションで的場仁利さんが紹介されていたワークショップです。

的場さんの他にも、スピーカーとしてFeZNさんが参加されたほか、お顔を存じ上げている同業者の方としてはなんでやねんDTPの大石さん松籟社の西尾さん実験る~むのあさうすさんが参加されていました。

また、Twitterでフォローさせていただいているsatoru0さんにお会いすることができました。つぶやきを見ていたら参加されているとのことでしたので、ご挨拶させていただきました。ビバ、Twitter!

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開催場所は国立国語研究所
#生活圏にこのような施設があるのは恥ずかしながら知りませんでした。

開催日が近づくにつれ「自分が参加してもついていけるんだろか?」とドキドキしていましたが、各セッションとも「文字」を様々な観点から考察・研究されており、非常にわかりやすく興味深い内容ばかりでした。

各セッションの詳しい内容については他の方の報告にお願いさせていただき、自分の所見などを…
セッションを拝聴して思い浮かんだのは「文字は字形によって構成されている」・「電子化(コード化)された文字の扱い」・「携帯電話などで使われているギャル文字の存在」の3点でした。

DTPではデジタルフォントを使って文章を組んだり文字を使用しているワケですが、これは(文字)コードが並んだもの。
コードが維持されているからコンピュータ上で検索したり、テキストとして編集できるのですが、人間は字形を視認することで文字を認識しているのであって、コードを認識しているワケではありません。

なのでIllustratorでアウトラインを取った文字は人間は認識できますが、文字コードが失われているのでコンピュータは文字として認識することは出来ません。またギャル文字のように、異なる字形を組み合わせて別の字形として扱うような使い方でもPCは(コード化された)文字として扱うことは出来ません(※)。

また異体字の場合、人間は字形が異なっても意味が同じであると認識することが出来ますが、各字形のコードが異なるのでコンピュータは同じ意味として扱うことが出来ません。

そこで、人間が認識している文字の意味とコンピュータが認識できるコードの集合に差が生じる点に興味を抱きました。

DTP作業においても見た目(デザイン)を優先するために単語間にスペースを入れてコードの集合を妨げたりしているので、これに対する解決方法はないのかなどを考えていければと思いました。

※OCRという存在もありますが、誤認識の可能性が否定できないので省略。
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尾花 暁(あかつき)

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