【InDesign CS5】ホントに痛い持続性 | 2010.10.07.Thu / 05:29 | |||
NAOIさんのBlogにアップされている「異体字属性あるいは痛い持続性」の件の実例の紹介。先日の勉強会でNAOIさんにご紹介していただいた文字化けの事例に早速遭遇するとは思いませんでした(笑)。
以前作成したCS2のドキュメントを引っ張り出してCS5で開いたところ、
確認の「認」や情報の「情」の字体が変わっています(元は標準字体)。
CS3で開くと(見た目は)問題はありません。
そこで、ものかのの丸山さんが制作されている異体字チェッカー AppleScript版を使って異体字の使用状況を見てみると、
▲CS5での使用状況
▲CS3での使用状況
ミドルドット以降のテキストが異体字属性を引き継いでしまっています…
なのでフォントを変更すると
盛大に化けます。しかもはじめに化けていた「認」や「情」は標準字形に戻ってます。
ということで、これからは異体字チェッカーで余計な異体字属性がついていないかを「特に」チェックしておかないと色々と危ないなぁ、と思いました。
最後に、現象を解説していただいたNAOIさん、チェッカーを作られた丸山さんにあらためてお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。