【DTPの勉強会 特別編・第2回】今回の企画について | 2011.07.12.Tue / 03:18 | |||

勉強会Blogの方に特別編・第2回の告知をアップさせていただいたので、
こちらでは今回の企画について説明(?)させていただきます。
先日作業させていただいた案件で、下記のような作業が発生しました。
すでに数百ページ分組みあがっている書籍の見出し部分なので修正箇所が多く、手作業は非常に面倒。
また、「変形を再実行」は変形後のサイズに変形するので使用できません…
そこで、
フレームサイズの取得(はいさい! InDesign JavaScript CS3はネタ切れになりましたので他のも書きます。(笑)
のスクリプトを使わせていただきました。
これをほんの少しだけいじって、下記のような動作を実行しました。
この作業をしていて、
と考えました。1.サンプルではオブジェクトが二つだけだったので同じ動作をコピーしたのですが、 選択状態(と変数の組み込み)が自分でコントロールできればオブジェクトの選択数にかかわらず動作するスクリプトを書けるようになるのではないか?
2.この位の簡単な(?)スクリプトを自作できるようになれば、PhotoshopやIllustratorのアクションのようにInDesignのスクリプトを使えるようになるのではないか?
3.Page2011でたけうちさんが紹介されたスクリプトにショートカットを割り当てを併用すれば、作業の効率化につながるのではないか?(実際の使用イメージはこんな感じ)
スクリプトの利用例としてBlog等にアップされている事例は、結構大掛かりでスクリプトも複雑です。しかし実際の作業では上記のような細々とした作業を自動化したい、といった場面が多いハズ。
そこで今回の勉強会では、「この作業を処理したい!」と思ったときにパッとスクリプトを作成できるようになることを目標として、
という企画を立ててみました。1.簡単な動作を実行するスクリプトを予習課題として提示
2.勉強会では複数のオブジェクトを選択した状態でも動作する方法や、実行速度が速くなるようにチューニングする方法などを解説していただく