DTP屋あかつき@おばなの稼業録。
Illustratorの「形状に変換」効果を使用してテキストにカコミをつける方法、2015年版(?)です。

今回は「塗り」アピアランスではなく、「線」アピアランスで作成します。これにより、テキストサイズが変わっても「線の太さ」を変更するだけでカコミの大きさを調整することができます。

実はこの方法、昨年に思いついていたのですが仕組みがわからず(自分で作ったのに!)、放置していました。今回、hamkoさんに原理を教えていただいたので作成方法を公開。

1.テキストを入力
150209-1.jpg
カコミをつけたいオブジェクトを作成します。今回の作例では40Q(10mm)で作成しています。

2.「線」アピアランスを設定する
150209-2.jpg
「線」アピアランスを追加します。この「線」がカコミになりますので、カコミにしたい色にします。太さはテキストと同じサイズ(10mm)に設定します。
文字色は「文字」アピアランスでも「塗り」アピアランスでも構いませんが、「文字」アピアランスで文字色を設定している場合は、アピアランスの並び順を上から「文字」→「塗り」→「線」にします。

3.「形状に変換:長方形」を設定する(1回目)
150209-3.jpg
「線」アピアランスに対して「形状に変換:長方形」を設定します。オプションは「値を追加」で、追加するサイズは幅・高さともに「0mm」です。

4.「変形」を設定する(1回目)
150209-4.jpg
「変形」効果を追加します。「拡大・縮小」の垂直方向を「0%」、原点を「天中央」にします。
150209-B.jpg


5.「変形」を設定する(2回目)
150209-5.jpg
再度「変形」効果を追加します。アラートは無視して、先ほどの「変形」とは別に「変形」を適用してください。設定は、原点を「地中央」、さらに「水平軸にリフレクト」をオンにします。
150209-C.jpg
これでテキストにぴったりなカコミができました。

6.「パスのアウトライン」を追加する
150209-6.jpg
このままだと次の効果を追加したときに形状が崩れてしまいます。その対策として「パスのアウトライン」効果を追加します。

7.「形状に変換」を設定する(2回目)
150209-7.jpg
カコミとテキストの間隔を調整するために「形状に変換」を再度設定します。オプションは「値を追加」で、追加するサイズには間隔分を設定します。
150209-D.jpg

ちなみに、長方形のカコミを追加する場合でも角丸長方形を選択して角の半径を「0mm」に設定しておけば、後から変更が入っても対応しやすくなります。
150209-E.jpg

作成後にテキストサイズを変更した場合は、線の太さを変更すればカコミの形が追従します。頻繁にテキストサイズを変更・修正する場合にはこの方法もアリかもしれません。
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  【InDesign CSx】「shag(仮称)」無償版0.691公開  2015.02.03.Tue / 17:08 
130207-1.jpg

InDesignに配置された画像を適正解像度へ自動でリサイズするスクリプト「shag(仮称)・無償版」のマイナーアップデート作っていただきました。
今回のバージョンは「0.691」になります(前のバージョンは「0.69」)。

今回の変更点は、

・「処理後の画像を閉じない」が動作しなかったのを修正


となります。

「shag(仮称)」について詳しく知りたい方、使用をご希望の方はこちらへ。
すでにお使いいただいているユーザーさんにはメールにて新バージョンのダウンロードURLをお知らせいたしました。
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2ヶ月ほどご無沙汰してしまいました…

昨年開催されたDTPの勉強会・第15回「いまさらきけないシリーズ・InDesign(グラフィック・ほか編)」の大倉さんのセッションで紹介されたいた「グループの抜き」。

以前、こちらのエントリで紹介した「描画モードを分離」と反対に、グループ内に[描画モード]の設定が及ばないように設定できます。
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  【InDesign CS/CC】段落境界線で角丸囲みを作る  2014.10.24.Fri / 08:33 
InDesignで段落境界線を使って角丸囲みを作る方法は、n-yujiさんがご自身のブログ・遠近法ノートにて「段落境界線で、角丸囲みも出来ちゃう。」にて紹介されています。

n-yujiさんは罫線の種類に「点線」を使用されていますが、先日お会いした方に「線」パネルの「線種」オプションでカスタム線種を作る方法を教えていただいたのでご紹介。
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141010-1.jpg
OS X 10.9で小塚フォント(明朝&ゴシック)をインストールせずにInDesign CCを起動したところ、「基本段落」のフォントが勝手に「OSAKA」に切り替わってしまいました。
CC 2014や10.8では発生せず、10.9環境のInDesign CCで起きているので自分のマシン固有の問題かもしれませんが、覚書き。
※他のバージョンやOSでは、小塚明朝が「見つからない(インストールされていない)フォント」ととして表示され、勝手に切り替わるようなことはありません。

141010-2.jpg

なんでこんなこと(小塚フォントをインストールせずに起動)が起きたかというと、たぶん自分のフォント管理方法のせい、だと思われます。
小塚フォントを含めて仕事で使うフォントはすべてFontExplorer X Proで管理しているんですが、うっかりFontExplorerを起動せずにInDesignを起動しちゃったんですね、多分…

で、この症状の面倒なところは、一度設定が書き変わると自動で直せないところ。

後から小塚フォントをアクティベートしたり、フォントをインストールした上でInDesignを起動しても、「基本段落」のフォントは小塚明朝に戻りません。アプリケーションデフォルトの「基本段落」の設定を手動で直す必要があります。

CS・CCのバージョンに合わせて小塚フォントを切り替える、という製版・印刷工程でよく行われている(であろう)決まりに習って作業してきましたが、「うっかり」する方が怖いのでちょっと考えよう…と思ったら、CC 2014ではこういう扱いになっていました。

141010-3.jpg

これはこれでアナウンスして欲しいなぁ…(InDesignのアプリケーション内に小塚フォントが含まれている)。
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■Profile

尾花 暁(あかつき)

  • Author:尾花 暁(あかつき)
  • 書籍や雑誌などのエディトリアルデザイン・DTPをメインに、職業訓練校などでDTP・製版に関する講義やセミナーも担当。 近著は『+DESIGNING』(マイナビ出版)VOLUME.45「比べてみればよくわかる! ○なデザイン、×なデザイン」(共著)ほか、同誌の特集や連載記事など。1級製版技能士。

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