DTP屋あかつき@おばなの稼業録。
先日、Twitterでチラ見せしていた「印刷用データのチェックシート」、知り合いの方にご協力いただいて加筆・修正を行いました。
InDesignとIllustrator、両方で使えるようにしようかと思いましたが、項目数が増えそうなので「DTPデータ確認用チェックシート・Illustrator用」としてまとめてみました(InDesign用は後日)
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「印刷できる」データを作成するには、さまざまな点に注意しなくてはなりませんが、まずは最低限守るべき点に絞ってチェックシート化したつもりです(ご意見は多々あるかもしれませんが…)。
データ作成および修正時、データ入稿時、PDF入稿時のチェックに使ってみて下さい。

PDFのダウンロードはこちら
なお、一般的なルールをまとめた「チェックシート」ですので、印刷会社やクライアントさんからの指示を優先して下さい。

※分かりづらい点や追加したい項目などがありましたら、コメントにて。
皆さまのご意見をお伺いして、随時バージョンアップしていきたいと思います。

データの作りかたや注意点については「+DESIGNING VOLUME 40」で「きれいなデータはトラブル知らず! デザインデータ制作マニュアル」という記事を執筆させていただいておりますので、こちらをご覧下さい。
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(電子書籍版はア●ゾンではなく、マイナビBOOKSさんのPDF版がオススメです)
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  買い逃した「+DESIGNING」は電子書籍で…  2016.08.21.Sun / 16:07 
またまたご無沙汰してしまいました…(恒例のあいさつ?)

発売から日が経ってしまいましたが、「+DESIGNING」のVol.41およびVol.40にて記事を執筆させていただきました。

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Vol.41では「デザイン・DTPの新常識」にて、InDesignおよびIllustratorのTipsの執筆と一部ページの編集を担当しました。

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企画の裏テーマ(?)は「脱・初心者」。一通りアプリケーションの使い方やデータの作り方はマスターした方に、「イマのやり方」や「新しい機能を使った効率的な方法」などの「次の一歩」をお伝えすることを企図した構成になっています。

また、制作環境などについても取り上げていますので、「制作以降」の工程を担当されているDTPerの方にも「今の制作事情」を知るためにぜひ読んでいただきたいです。もちろん、ベテランの方に「新機能の再確認」をしていただける内容になっています。

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Vol.40では「きれいなデータはトラブル知らず! デザインデータ制作マニュアル」として、InDesign・Illustratorを使った印刷用データ作成時の注意点について執筆しました。

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ほかの記事と比べて文字数が多い気がしますが、InDesignとIllustratorを使って印刷用データを作成する際に注意したい項目を可能な限り列記しました。

すでに多くの方にご購入頂き、Vol.41はアマゾンのDTP書籍部門で第1位を獲得、Vol.40はすでに完売となりましたが、「マイナビブックス」では電子書籍版を購入することができます。

こちらで販売されているのは画像化された電子書籍ではなくPDF版の電子書籍。PCをはじめ好きなデバイスで閲覧することができますし、拡大すれば細部まで精細に閲覧できます。

残念ながら印刷系の記事で網点を確認したり付録の小冊子を閲覧することはできませんが、アプリケーション系の記事を確認したいときにすぐに閲覧できるは非常に便利だと思います。

PDFとして販売されている+DESIGNINGはVol.37以降になりますが、どの号にも必見の記事が多数掲載されています(某所でプレミア価格となっているVol.38も定価で入手できます)。GW真っ最中のこの時期、知識の復習を兼ねてご覧いただけると幸いです。

マイナビブックスさんで販売されている+DESIGNINGの一覧はこちらから。
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  【Illustrator】Windows用collect for outputの動画  2016.02.02.Tue / 08:33 
Illustratorでリンク(配置)画像を収集できる、Windows用collect for outputを実際に操作したデモ動画です。以前録画してTwitterではお知らせしていましたが、コッチで案内するのを失念してました。

AdobeのWebサイトでの解説は「サンプルスクリプトを使用して配置画像を収集する方法(Illustrator CS4/CS5)」をご覧ください。


Youtubeのページはこちら

Mac版とWindows版では動作が異なります。また、動画ではIllustrator CCを使用していますが、これは「インストールされているなかで一番新しいIllustratorで動作する」ためです。

ドキュメントも上位バージョンで再保存されますので、下位バージョンをお使いの場合はドキュメントだけ差し替えてから入稿してください。くれぐれも「バージョンダウンは厳禁」で。

CC以降をお使いの方は「パッケージ」機能を使ってくださいね。こちらの方が動作が速くて安心ですヨ。
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InDesignの「パスファインダー」→「シェイプを変換」の「直交線」(パスファインダーパネルでは「垂直または水平の線に変換」)を使って、円に各頂点が接する多角形を描く方法。

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作例は六角形ですが、応用すれば三角形から全ての多角形に対応可能です。
▽Open more.
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  【MacOS X】パスポート・LETSのフォントを整理する  2015.12.09.Wed / 22:23 
だいぶご無沙汰してしまいました…
その間の成果は、+DESIGNING Vol.40の巻末の方に…(宣伝)

パスポートやLETSなどのサービスでフォントをインストールすると、かなり多くの書体がインストールされます。
これらを整理するために、まずはインストールされたフォントだけを一ヶ所に集めたいですよね。

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というか、こんなにフォントがインストールされてる状態ではシステムへの負荷が心配(Adobe CCでもフォント選びにくいし…)。

こんなときには、Font Bookの「標準フォントを復元」コマンドを使うと、OS X標準フォント以外を「Fonts」フォルダから別のフォルダに移動させることができます。

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なので、パスポートやLETSのフォントをインストールした直後にコマンドを実行すれば、インストールしたフォントをまとめられます。

コマンドを実行すると、

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というアラートが表示されますので「続ける」を押すと、各「Fonts」フォルダ(library・user/library)と同階層に「Fonts (Removed)」フォルダが作られ、そちらに純正以外のフォントがまとめられます。

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このフォルダ内のフォントをフォルダに分けて整理し、必要なフォントだけを再度Fontsフォルダにインストールしたりすれば整理しやすくなると思います(自分は、最終的にはFontExplorer X Proで管理&整理してます)。

Fontフォルダの整理はFontExplorer X Proを使う方法もありますが(参考)、Font Bookでの方法の紹介でした。
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■Profile

尾花 暁(あかつき)

  • Author:尾花 暁(あかつき)
  • 書籍や雑誌などのエディトリアルデザイン・DTPをメインに、職業訓練校などでDTP・製版に関する講義やセミナーも担当。 近著は『+DESIGNING』(マイナビ出版)VOLUME.45「比べてみればよくわかる! ○なデザイン、×なデザイン」(共著)ほか、同誌の特集や連載記事など。1級製版技能士。

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